ふくらはぎって、むくむとすぐパンパンになりますよね。
長時間イスに座っていると、特に酷くむくんでしまったり…。ふくらはぎは体の中でも下の方にあるので、水分が溜まりやすいと言われています。
このふくらはぎがスラッとしているだけで、ジーパンをはいた時の脚のラインは随分変わってくるものです。ふくらはぎがキュッと細くなっている脚は、とても格好良いですよね。
今回は、そんなふくらはぎ痩せに効果のある方法を紹介していきます。
目次
ふくらはぎの理想的なサイズを知っておこう
エクササイズを紹介する前に、まずふくらはぎの理想的なサイズについて考えていきたいと思います。
その求め方は、
と言われています。皆さんはどうですか?実際にサイズについて考えたことのある人は、あまりいないのではないでしょうか。
実際に自分の身長を当てはめてみて、自分の目標をきちんと数値で把握しておくことも大事かもしれませんね。
ふくらはぎが太くなるのは、むくみが原因
そもそもふくらはぎが太ってしまう原因はなんなのでしょうか?
それはやはり、むくみだと言われています。むくみとは、様々な原因により血の巡りが悪くなることで、リンパ腺の流れが悪くなり、体内の老廃物や余分な水分が溜まってしまうことによって起こるものです。
現代社会では、なんと約7割の女性が足のむくみに悩まされていると言われています。
そこで必要となってくるのが、血流をよくすること。そしてリンパの流れを良くすることです。
そのために一番良いのがマッサージです。
お店でマッサージを受けたりすると、体がじんわりと温かくなりますよね。あれは血の巡りが良くなっているからです。
背中のマッサージは人にやって貰わないとできませんが、ふくらはぎなら自分でもマッサージすることが可能です。
ふらくはぎセルフマッサージのやり方
順を追って説明するので、お風呂上りやむくみが気になる時などにやってみてください。
1.両手で下から上へ
まず両手で足首を包み込むように持ちます。そして、そのまま膝に向かってゆっくりと撫で上げていきます。
この時、ある程度力を入れて行ってください。ふくらはぎを圧迫するイメージです。これを両足10回ずつ繰り返します。
2.両こぶしで下から上へ
両手でこぶしを作り、1と同じく足首~膝を撫で上げます。しっかりとふくらはぎを圧迫してくださいね。
これも両足10回ずつ繰り返します。
3.両手でしぼるように揉む
右足を左足の上に乗せ、ふくらはぎの内側が自分に向くようにします。
そしてそのまま両手で雑巾を絞るようにマッサージ。念入りに揉み解していってください。
右足が終わったら、次は左足も同じように行います。
4.ひざ裏のリンパを刺激
膝裏はかなりリンパが集まっている所なので、ここを刺激していきます。
3と同じようにふくらはぎの内側を自分の方に向け、左手を使って足首から膝に向かってなで上げます。
そして膝裏をぎゅうぎゅうと親指で刺激します。これを両足10回ずつ繰り返します。
5.足首をグルグル
ここが仕上げになります。4の姿勢のままつま先を持ち、足首をグルグル回します。
勿論、両足ともに行いましょう。
ふくらはぎは第2の心臓
ふくらはぎはよく、第2の心臓と呼ばれます。何故だか知っていますか?
心臓と言えば、体中に血液を送る役割を担っています。ポンプのように勢いよく血液を送り出しているんですね。
しかし、最初の圧力だけで血液を体中に巡らせるのはなかなか大変です。得に、足の下の方からまた上に戻ってくるのはかなり大変です。
重力に逆らわないといけないわけですから。
そこで、ふくらはぎの出番です。ふくらはぎの筋肉は、実は心臓と同じポンプのような役割をしてくれているんです。
もしふくらはぎの筋肉がちゃんと鍛えられていれば、そのままちゃんと血液を送ることができますが、この筋肉が弱かったり、硬くなっていたりすると、ポンプの役割は弱まってしまいます。
そうなると結果、老廃物が体の下の方に溜まってしまうんですね。これがむくみの大きな原因です。
このことから、ふくらはぎを鍛えることの重要性がよくわかりますね。筋肉がつくことによる引き締め効果はもちろんのこと、むくみを解消する効果も期待できるということです。
ふくらはぎのエクササイズ
では、リンパの流れを活発にするにはどうしたらいいのでしょうか?
それには、足痩せダイエットで紹介した、立った状態でかかとを上げ下げするエクササイズがとても有効です。
しっかり続けて、引き締まったふくらはぎを手に入れましょう。
また、ウォーキングの際に早足と大股を意識することでもふくらはぎのシェイプアップ効果が期待できます。
ふくらはぎをきちんと伸縮させることにより、普通に歩くよりもずっとふくらはぎの筋肉を鍛えることができるのです。
むくみ解消のポイント
むくみを取るにはリンパマッサージが有効だという話をしましたが、むくみだけではなく、単純に疲れをとる意味でもオススメです。
その他にも、日常で細かいポイントに気を付けるだけで、随分とむくみやすさが違ってきます。
そのポイントとは、きつい靴を履かない、お風呂にちゃんと入る、薄着をしすぎない、等です。
体の冷えはむくみに直結します。暑いからと言って薄着をしすぎず、適度に温かい恰好で過ごすようにしましょう。
また、むくみの正体は水分なので、水分の取りすぎもむくみに直結してしまいます。水分をしっかり取ることは大事ですが、水分の取りすぎも良くないということですね。
寝る前のガブ飲みは控え、逆に起床時にコップ一杯の水を取るだけでも、大分違ってきますよ。
最後に
マッサージだけで劇的にふくらはぎが細くなることはあり得ません。
ある程度はむくみの影響によるものですが、脂肪によるところも大きいです。きちんと食事制限や運動を行い、その上でマッサージを取り入れるようにしましょう。
こつこつ続けていれば、結果は自ずとついてきますよ。